日本地域薬局薬学会
地薬セミナーの開催にあたって
この度、日本地域薬局薬学会は、薬局薬剤師が明日からの業務に役立つ情報、公的制度・事業の理解、専門的知識の習得ができる場を提供することを目的として、日本地域薬局薬学会セミナー(以下、地薬セミナー)を開催していくことといたしました。
これまで当学会は会員を対象に、地域薬局の指標となる課題について年会等で特別講演やシンポジウム等による発信や、「日本地域薬局薬学会誌」の発刊を通して地域薬局薬剤師の学術論文の掲載を行って参りました。
このような背景のもと、地薬セミナーは地域薬局薬剤師が更なる専門性を向上させ、地域ごとの地域包括ケアシステム及び地域医療の質の向上に寄与していくため、以下の内容の地薬セミナーを開催していきます。
地域薬局は、地域住民の方々とともに成長してきました。そして今後も、地域住民の方々の健康を支えるために薬局薬剤師は更なる知識を得て、貢献していく必要があります。
このセミナーを通じて、薬局薬剤師のさらなる成長と発展に向けて、皆様と共に学び合い、連携して参りたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2024 第2回 日本地域薬局薬学会 地薬セミナーの概要
DBC(Dementia Balance Check Sheet)について認知症患者の在宅生活を支えるため、薬局薬剤師が果たすべき役割も重要です。特に、かかりつけ薬剤師として、患者の日常生活や介護スタッフとの連携が求められる場面が増えています。広島県尾道市医師会が開発した「DBCシート」は、認知症患者の行動や状態を把握し、それに基づいて薬剤の効果や副作用を評価するツールです。
研修のポイント
- 薬局薬剤師の役割:認知症患者の日常生活を支えるための薬剤管理において、薬局薬剤師がどのように介護スタッフや医師と連携し、処方薬の効果と副作用を確認するかを学びます。
- ケアカンファレンスでの関与:医師、看護師、ケアマネジャー、家族と共に、治療と介護の方針を共有するケアカンファレンスでの薬剤師の役割についての具体例を示します。
- 尾道方式の実践的な応用:認知症患者の生活を支えるためのシステムとして、尾道方式をどのように薬局業務に取り入れることができるかを検討します。
日時 | 2024年10月11日(金)19:30~21:00 |
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開催方法 | オンライン(Zoom) |
講師 | 木村 隆次先生 元日本薬剤師会 常務理事、全青森県薬剤師会 会長 |
対象 | 薬剤師(会員・非会員)、薬学生 |
参加費 | 会 員:2,000円(事務手数料込み) 非会員:5,000円(事務手数料込み) 薬学生:無料 ※本セミナーへの参加特典として、非会員の方で本学会への入会を希望される方は、今年度の年会費は無料にて会員登録させていただきます。 |
主催 | 日本地域薬局薬学会 |
認定単位 | 本セミナーでは下記単位の取得が可能です。 日本薬剤師研修センター認定薬剤師制度(1単位) ※Zoom視聴ログにより受講確認を行います。 |